抽象芸術は現代の錬金術

錬金術の始まり

中世の時代、ある王が、当時の科学者たちを集め、土や石から『金』を作り出すことを試みました。

これは当時の最高の科学で、錬金術と言います。

科学者たちは、「金というのは、土の中から出てくるので、土と油を捏ねて練ったら、金になるはず」と考え、試してみました。

すると、油が固まり、茶色い絵の具ができたのです。

次に科学者たちは、『金』は高価なものなので、宝石を砕いて、土と油に混ぜて練ると、『金』になると考えました。

そこで、ラピスラズリという宝石を砕き、土と油に混ぜて練りました。

これが、青い絵の具の誕生となります。

結果的には、科学者たちは『金』を作ることはできなかったのですが、油絵具が発明されたことになりました。

その後、科学者たちは、この錬金術によって、莫大な富を得ることになります。


第二次世界大戦のドイツのヒトラーの資金術

時代は、中世から近代へ移ります。

第二次世界大戦にて、世界制覇を目論むドイツのヒトラーは、多くのユダヤ人たちから、抽象絵画を奪い取りました。

ヒトラーは、当時、世界の富の90%が集まっていたアメリカのニューヨークで、これらの抽象絵画を売ろうと考えました。

ヒトラーは、潜水艦に多くの抽象画を積み込み、秘かにアメリカのニューヨークまで運びました。

そして、ニューヨークの美術・絵画オークションで、これらの抽象画を売却し、ヒトラーは莫大な現金を得ました。

莫大な資金を得たドイツは、さらに軍備を拡張し、ヨーロッパ全土に攻め込んでいくことになります。


時には、高額な値をつける抽象作品

現代でも、抽象絵画がオークションなどで、何億円、時には何十億円という高額な価格で取引されています。

最近では、ZOZO TOWNの創業者、前澤友作氏が、バスキアの作品を高額で購入し、その他の抽象芸術作品を多く収集していることでも有名です。

このように、現代においても、抽象芸術は、途方もない高い金額で売買されています。


抽象芸術は、美術の勉強は必要ない

着目すべきは、多くの場合、これらの抽象絵画を描いた芸術家たちは、特に、芸術・美術の教育を受けていないことです。

美術や芸術の大学で学んでいなくても、抽象芸術の作品は創作できるのです。

絵画を描くのに、描き方の基礎、絵具や絵筆の使い方といった、美術の知識が必要なくとも、抽象芸術は誰にでもできるものなのです。


抽象芸術は、化ける

日本においては、抽象画のような作品を制作するコンテンポラリーアート作家(前衛作家・現代アート作家など)が、次々に誕生しています。

世界のバイヤーたちが、このような日本の抽象芸術に注目しています。


かつて日本は、『黄金の国ジパング』と呼ばれていました。

現代でも、日本には、巨万の富を生み出すコンテンポラリーアート作家(前衛作家・現代アート作家など)が埋もれており、まさに、『黄金の国ジパング』なのです。

これらの抽象芸術の発進を世界に紹介するのが、抽象芸術の団体『5月の太陽』です。


学生・労働者・主婦・自営業の人でも、抽象芸術で巨万の富を生み出すことができるかもしれません。

そんな夢のような世界が、抽象芸術の世界なのです。



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